ジニアス記憶術の本当の効果を検証し、内容を評価します。

お腹がすくと脳が働く? −ジニアス記憶術で脳を活性化−

 

「グレリン」という物質があります。これは1999年に、国立循環器センターの児島将康・寒川賢治らが中心となる研究チームが発見した、摂食を促すホルモンです。このホルモンは胃から分泌されて脳下垂体に働きかけ、成長ホルモンの分泌を促す作用があるもので、同時に視床下部に働きかけて食欲を増進させる働きがあることがわかっています。

 

この「グレリン」について、アメリカのイエール大学のホーバス博士が2006年に興味深い研究の結果を発表しています。それは、「グレリン」が脳の中で記憶をつかさどる「海馬」にも作用するというものです。具体的には「海馬」のシナプス数を30%も増大させて、その活動が活発になるというものです。ホーバス博士の実験によれば、「グレリン」を投与したネズミは記憶力が高まり、逆に「グレリン」の分泌を抑えたネズミの記憶力は低下してしまいました。

 

この実験の結果から分かることは、空腹時に分泌されるホルモンの「グレリン」が記憶をつかさどる「海馬」に働きかけることによって、記憶力が高まるらしいということです。

 

すなわち、お腹がすく「グレリン」が分泌されるわけですから、満腹の時よりも空腹時のほうが記憶力が高まるということになります。つまり、食事は腹八分目といわず、七分目や六分目、あるいは五分目くらいにしておいたほうが、脳を活性化させ記憶力のいい状態を保てることになるのです。

 

別の研究では、「グレリン」の血中濃度は太っている人に比べてやせている人の方が高いことがわかっています。痩せている人がみな記憶力がいいとは言えないかもしれませんが、同じ人物であれば、太った状態よりは少しやせた体型を維持したほうが記憶力を高められるかもしれません。

 

さらに別の研究では、睡眠不足の状態では、より多くの「グレリン」が分泌されて、食べ過ぎによる肥満になりやすいという結果も報告されています。

 

睡眠は十分にとって、ご飯は食べ過ぎない。
ジニアス記憶術を実践するうえで、より効果を高めるポイントかもしれませんね。

 


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