ジニアス記憶術の本当の効果を検証し、内容を評価します。

便利なもの、楽なものに頼りすぎない  −ジニアス記憶術の有効活用−

最近、漢字が満足に書けないという人が急増しています。ただし、仕事で困ることはめったにないので、自分では気づかないことが多いようです。その理由は、パソコンを使っているためです。 パソコンなら、「よみ」を入力するだけで、どんなに難しい漢字も出力してくれます。 そのため、漢字の書き方や書き順を正確に覚える必要がなくなり、変換ミスに気づく程度の知識さえ持っていれば支障がありません。その結果、小学校で習う「競」「議」「護」 という漢字さえ正しく手書きできないという人が急増しているのです。

 

電話番号にも同じことがいえます。つい最近まで、友人や取引先の電話番号というの は手帳に書き込んでおくものでした。電話をするたびに手帳を開いて確認するため、頻繁にかける相手の電話番号はいつの間にか暗記していました。 ところが、メモリー付きの携帯電話では、かけたい相手の名前を検索するだけで目的の電話番号が表示されるので、自分で電話番号を覚えるということがなくなってしまったのです。

 

パソコンや携帯電話が悪いというわけではありませんが、簡単・便利なものにあま りにも頼りすぎるのは考えものです。昔から、日本人は知的レベルが高いといわれてきました。その理由として多くの研究者が指摘しているのが、日本語の構造が複雑な点です。日本語はひらがな、カタカナ、漢字という三つで構成されています。こんな言語は世界的に見ても極めて稀で、これを会得するために日本人の知的レベルは自然と高くな ってきたというのです。

 

また、ほとんど意味のない数字が並んだ電話番号を覚えるというのは、脳にとってとてもよいトレーニングでした。まさに一分間でできたトレーニングです。携帯電話に よって、そのトレーニングをほとんど行わなくなったことも脳にとっては痛手です。日本人は昔から数字に強いといわれてきましたが、これほど携帯電話が使われるようになった現在はどうなっているでしょうか。

 

足腰の衰えを防ぐためには、車の利用を控え、散歩やジョギングで鍛えるのが基本で す。それと同じように、脳の衰えを防ぐためにはパソコンや携帯電話など便利なツール に頼りすぎず、手書き、記憶を意識して行うことが必要なのです。

 


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