ジニアス記憶術の本当の効果を検証し、内容を評価します。

他人をほめることが自分の脳の栄養になる  −ジニアス記憶術の有効活用−

「子ほめ」という古典落語があります。三代目桂春團治の十八番としても知られる演目です。

 

簡単にあらすじを紹介しておきましょう。

 

八五郎の言葉づかいがあまりにも悪いので、ご隠居が一計を案じました。道で顔見知 りに会ったら年を尋ね、相手が答えたら「それより若く見える」とほめれば、酒の一杯くらいおごってくれるはずだと、知恵をつけたのです。
しかし、ちょうどいい年頃の顔見知りにはなかなか会えません。そうこうするうちに、 知り合いの家に赤ちゃんが生まれたと聞きつけた八五郎。こんどはご隠居に「子どもは どうほめればいいのか」と聞きにきました。ご隠居は八五郎に「人相をほめて親を喜ばせてやればいい」と教えてやりました。

 

落ちまで紹介してしまうと楽しみがなくなりますからこの程度にしておきますが、こ の落語には脳を活性化させるための重要なヒントが隠されています。

 

ある人をほめるためには、まずその人のことをよく見て「いいところ」を探す必要があります。そして、それを相手が喜んでくれるような言葉にしなければなりません。つまり、鋭い観察力と豊かな表現力が必要なのです。これをするためには脳全体を駆使しなければなりません。

 

この落語を例にとると、ご隠居はこんなふうに話しています。
「五〇前後の男には「どう見ても厄年そこそこですね」といってみろ。男の厄年は四二歳だから、10歳近く若く見られたと思って喜んでくれるぞ。

 

このほめ言葉の背景には、
1.五〇歳前後と判断できる男性を探す、
2.厄年が何歳を指すか知識として知っている必要がある、
3.ストレートに「四〇歳に見える」というのではなく「厄年そこそこ」という言葉を使うことによって、見え透いたという印象を消す

 

など、さまざまな知識とテクニックが隠されています。

 

どんな人にでも、どこかよい点があるはずです。そこを見つけ、言葉にする習慣をつ けましょう。たとえばケチな人には「節約上手なところを見習いたいです」、太っている人なら「頼りがいがありそうに見えますよ」、神経質な人には「よく気がつくので、 いつも助かります」といえば、人間関係をよくできると同時に、自分の脳も活性化して いきます。

 

ジニアス記憶術をあわせて実践することで、さらに脳の活性化と有効活用が可能になると思います。

 


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