ジニアス記憶術の本当の効果を検証し、内容を評価します。

おいしいもので脳が元気になる  −ジニアス記憶術の有効活用−

「ホムンクルス像」をご存じでしょうか。ホムンクルスとは、ラテン語で「小さな人」 を表す言葉です。一九五〇年代に、カナダの脳外科医ウイルダー・ペンフィールドによ って計測された体性感覚図(身体の各部分からの入力が、どのくらいの数の神経細胞に 投射されるかの図)を三次元化したものです。顔より大きな手、巨大な唇、飛び出した 舌。そして、それにそぐわない小さな胴体と足を持つ不気味な人形です。

 

この像の部位の大小は感覚の繊細さに比例して作られています。つまり、人体のなかで最も繊細な感覚を持っている器官は手で、唇と舌がそれに続き、逆に胴体や足は他の器官に比べて鈍感です。ということは、手と唇、そして舌を刺激してやれば脳を効率よ く活性化できることになります。

 

指先を使って繊細な仕事をする職人さんのなかには、高齢になっても第一線で活躍している人がたくさんいますが、その理由もここにあるようです。いくら脳が活性化するといっても、今から職人をめざすわけにはいきませんから、別な方法を考えなければなりません。それが、おいしいものを食べることです。

 

ナイフやフォーク、箸などを使って料理をつまみ、それを口に運んで味わうこれなら手、唇、舌のすべてを同時に活用することになります。同じ料理なら、できるだけおいしくて珍しい料理を食べること。なぜなら、舌の仕事は味覚を感じることだからです。

 

初めての味やおいしい味にふれた味蕾細胞は喜びの信号を出し、それに対応する神経細胞は大いに活性化します。 ただし、ストレスを発散するときには注意が必要です。ストレス解消のためには、たらふく食べがちですが、それがきっかけで摂食障害(過食症と拒食症を両方含む)になったという人(ほとんどの場合は女性)がたくさんいます。

 

過食が脳に悪い影響を与えることはすでに話したとおりですが、拒食はさらに深刻な ダメージを与えるようになります。ストレス解消で拒食になどならないと思うかもしれませんが、過食症で悩んでいた人がある日突然、拒食症に転じることはよくあることなのです。

 

脳は大きさには似合わない大食漢で、全身の二五パーセントという大量のブドウ糖を 消費しています。つまり、拒食すると、すぐに脳は栄養失調状態になってしまうのです。


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